よつ葉カイロプラクティックには、腰痛の方も多く来院しております。
お話を伺っていくと、
「レントゲンを撮ったときにすべり症と言われた」
と言う方がいます。
すべり症によって起こる腰痛もありますし、
そうしたことケアする前に伝えていただけると非常に助かります。
すべり症には種類がある
すべり症は、
背骨の骨が前にずれた状態のことで腰椎(腰の骨)で起こります。
腰椎変性すべり症と腰椎分離すべり症がありますが、
ここでは、腰椎変性すべり症について説明していきます。
腰椎変性すべり症
腰椎変性すべり症は、腰椎の4番に多く見られます。
レントゲンを撮ると、どの腰椎が前方へずれているのか確認できます。
原因はよく分かっていませんが、女性の50~60代に多く見られるため、
女性ホルモンがかかわっているのでは?と言われています。
すべり症では、脊柱管と呼ばれる神経の束が入っている空間が狭くなり、神経を圧迫します。
そのため、腰痛のほかにも足のしびれや痛みが出たりすることがあります。
すべり症とカイロプラクティック
すべり症は腰椎がずれている状態ですが、
カイロプラクティックでそのずれを元に戻すことはできません。
ずれを戻すとしたら手術が必要です。
そもそもカイロプラクティックは、
背骨のずれを治すのではなく、神経の働きを整えるものです。
神経の働きを整えることにより、身体の働きがよくなり、
結果として不快感や痛みがなくなっていくのです。
よつ葉カイロプラクティックでは
すべり症のある部分に対してケアはできないので、
問診と検査により、すべり症がどこにあるのかを確認してきます。
その上で、すべり症の部分以外で
神経がうまく働いていない部分をみつけケアしていきます。